
実際に使われているカーボンファイバー式赤外線ヒーターの様子
もし、通常のクォーツやハロゲンランプに慣れているなら、カーボンファイバーランプは少し異なっているように感じられるでしょう。鋭く急激な熱が発生するのではなく、導電性のあるカーボンファイバーフィラメントを利用しています。これらは、単に表面を焼き付けるのではなく、より穏やかで深い温かさが必要な場面で使われます。
科学的な原理(簡単に説明すると)
これらの発熱体は、より長い波長を利用しています。つまり、熱が対象物の内部まで届くのです。サウナで人を温めたり、プリンターでインクを乾燥させたりする際にも、表面を焼き付けることなく、熱が深部まで届きます。また、全体に均一に光が広がります。
さらに、実用的な利点もあります。カーボンファイバーはタングステンほど大きく膨張・収縮しないため、電源をオンオフする際にランプが壊れる可能性がずっと低いのです。
取り付けについて
これらのランプを配線する際には、正確に設置する必要があります。ワット数や電圧はコントローラーと完全に一致している必要があります。そうでないと、ランプが十分に温まらないか、フィラメントが壊れてしまいます。
私たちの工業用装置のほとんどは、そのまま交換可能なように設計されています。長さや接続部も標準化されているため、既存のブラケットに簡単に取り付けられます。
ただし、これらは「即座に温める」ヒーターではありません。短波長のハロゲンランプに比べて、温度が上がるのに少し時間がかかります。もし、瞬間的に強い熱が必要な場合は、これらは適していません。しかし、安定した持続的な加熱が必要な場合には、最適です。
注意すべき点
これらをサウナに設置する場合は、湿気に注意してください。水蒸気や湿度は電気接続部を腐食させます。6ヶ月後に腐食が起きないように、ケースをしっかり密閉しておく必要があります。
プリンターで使用する場合は、ランプの位置が重要です。ランプを媒体に近づけすぎると、材料がゆがんでしまいます。表面温度が望みの値になるまで、距離を調整する必要があります。
また、空気の流れも忘れてはいけません。熱密度を適切に調整し、十分な換気を行わないと、機器自体の内部回路が壊れてしまう可能性があります。